ランチェスターとは?

 

経営のやり方には全く違った2種類の方法があります。

一つ目は一定の条件を満たした1位の会社のみが使えるやり方で、これを「強者の戦略」と呼んでいます。二つ目はそれ以外の会社が使うべきやり方でこれを「弱者の戦略」と呼んでいます。

 

「強者の戦略」が使えるのか「弱者の戦略」を使わなければならないかの判断は市場占有率によって判断します。この二つの内容は全くの逆さまになっておりますので、選択を間違えると大変な事になってしまいます。

 

1000社中995社は「弱者の戦略」で経営を行わないといけないのですが、ついつい「強者の戦略」で経営をしてしまいます。

1000社中995社は「弱者の戦略」

 

何故なら経営を行う上で参考とする書籍や参加するセミナーは強者型になっているものがあまりにも多く、頻繁に目にしてしまうため、それが正しいものと理解してしまうからです。

 

最近になって弱者の戦略で書かれている書籍やセミナーが徐々に目に付き始めたことは喜ばしい事ですが、まだまだ少数です。


勝つための法則!ランチェスター法則
第一法則と第二法則

「ランチェスター法則」とは別名「競争の法則」とも呼ばれ、第一法則と
第二法則の二つから成り立っています。世界大戦時に軍事で応用され、戦後日本で経営に応用されました。

・第一法則とは・・・・ 攻撃力 = 兵力数 × 武器性能

小さい会社は人数(兵力数)が少ないため、
「接近戦」や「一騎打ち」に持ち込まないと不利になります。

・第二法則とは・・・・ 攻撃力 = 兵力数2× 武器性能

大きな会社は人数(兵力数)が多いため
「間隔戦」や「広域戦」にすると、数のメリットを有効に活用できます。
ランチェスター法則応用の経営戦略

ランチェスター第二法則が作用したら・・・・同じ性能のライフル中でA軍100人対B軍60人が撃ち合いました。 B軍が全滅した時にA軍は何人残っていたでしょうか?

 

<答え>
80名も残るんです。
これは、力の差が「二乗」となる第2法則です。

 

<解説>
たとえば、武器の性能が双方同じで、射程距離が長い兵器を使って離れた場所から撃ち合った場合、双方の力関係は2乗比となります。

A軍5人、B軍2人が川を挟んで、ライフルで撃ち合った場合

●A軍の5人が、B軍から攻撃を受けるとき、1人が攻撃される確率は5分の1。 1/5の確率を持った攻撃を2人から受ける。
A軍の計算上の損害は、5分の2になる。

 

●B軍の2人が、A軍から攻撃を受けるとき、1人が攻撃される確率は、2分の1。 1/2の確率をもった攻撃を5人から受ける。
B軍の計算上の損害は、2分の5になる。

 

●攻撃力はその逆なので、5対2で戦うと、実際には力の差は、25対4(=52対22)という大差になる。
双方の力関係は、2乗比になる。
(射程距離が長い兵器を使って戦う場合)
ですので、100人対60人の場合、1002対602=10,000対3,600=6400(=802